男の子は歩けないのか

子供が生まれ前、私は自分の子供と手を繋いで歩くのが夢だった。
そして念願叶って長男が生まれ、公園で遊ぶような年頃になった頃。私は長男とは手を繋いで歩けないことを知って愕然としたのだった。

だって歩かないんだよ。走り続けるんだよ。どこまで走る長男。「待って!危ないから止まりなさい」と言いながら追いかける私。

違うよ。鬼ごっこがしたかったわけじゃないんだよ。

そうして鬼ごっこに疲れた私は手を繋いで歩くのを諦め、長男は自転車の幼児用の椅子に乗せて移動することになるのだった。

長男が3才の時に次男がおなかにできて、ますます走れなくなった私はでかいおなかを抱えて自転車に長男をもって乗せて、買い物や産婦人科に通うはめに。

それは次男が産まれる直前まで続き、よくもでかいお腹で子供を乗せて自転車に乗ったものだよなぁと自分でも感心する。

次男が産まれ、まだ赤ちゃんの次男を連れて連日の公園通いが始まった。
そりゃもう長男は野性的で公園では裸足で駆け回り、戦いごっこを挑んではよそのママさんに、「ホントに叩かないで、真似だけにして!」と良く怒られたものだ。

しかし、真似だけの戦いごっこって何よ?子供は多少叩いたり叩かれたり市ながら成長するもんなんじゃないの?

そんな公園通い。長いときは朝から夕方まで公園にいましたさ。途中お昼にパンを買って公園で食べたりしてね。誰とでもすぐに仲良くなる息子のお陰で私にもママ友達がたくさんできたのでした。

それから数年たち次男も公園で遊ぶ年頃となり、私は気がついた。同じように育てても同じような性格になるわけじゃないんだって。

朝5時に起きて「公園行こうぜー」(誰もいないよ。。)と叫ぶ長男と違い、次男はいつまでもごろごろパンダみたいに寝転がっているのだ。

このテンションの違いは何?そして次男で初めて、子供と手を繋いで歩くという夢を叶えたのだった。

男の子は歩かないと思っていたのだけど、違うね。長男が歩かないだけだった。育児はホントに奥深くて面白いよ。

現在長男高校生。歩いてます。落ち着きはないけどね。